はらだ有彩《花の命とヤバい女の子/八百比丘尼》8/5(土)から始まります!

2017年08月03日

昨日のお休みはあかすりに行きました。
いやあ!さっぱり!あかすりは僕にとっての最高級エステやでな!
僕のHelena Rubinstein Spa NYは朝霧にあるんやでえ!
ぴかぴかに磨かれたボディで街を闊歩するやでえ!
という気分になりました。

全身を荒く激しく丸洗いされながら(どんなHelenaやねん)
することもないので体に集中していたのですが
担当の方がびっくりするぐらい上手なことがわかってきました。
ここがなんとなく気持ち悪いから強くゴシゴシしてほしいな、とか
そこは重点的にしてもらえるとスッキリする気がする、とか
何も言っていないのに一つの不足もなくゴシゴシしてくれるのです。
それはもう僕と担当の方がどこかで繋がっているんじゃないかというぐらい的確に。
たまに美容室のシャンプーでもありますね。
それってすごい。僕は人に何か提供するときにこんなことをできているのかな、と
できるようになりたいなと思ったのでした。
にこやかでもなく清潔でもなく(失礼)丁寧でもなく、
でも絶対に過不足なくさっぱり!とさせて返していく。
僕が求めて行ったのはさっぱり!だし完璧に満足。
日常の色々なこともこのぐらいダイレクトにシンプルに提供できたら(してもらえたら)
いいのになあと色々なことがスムーズにスマートに行くのになあと思いました。

さて、土曜日から新しい展示が始まります。




はらだ有彩個展
《花の命とヤバい女の子/八百比丘尼》
2017/08/05(土)-08/15(火)
※水曜定休
11:00-20:00(Lo.19:30)
※最終日19:00まで

在廊日等最新情報は
はりーTwitter
をご確認ください。

今回は八百比丘尼がテーマです。
スカーフと絵の展示です。
はらださんのアパートメントでのコラムはこちら

皆、一度は考えたことがあるかもしれない。
自分が死んだら、あの人はどうやって日々を過ごしていくんだろう。
自分のいない世界を、さみしく思って過ごすんだろうか。
時々泣きべそかいたりするんだろうか。
それを考えるとたまらない。
できればあの人より後に死にたい。
あの人が最後までさみしくないように。
とても歪んだ気持ちのありよう。
おごった考え。
でも考え出すと止まらない、願ってしまう。

本当にして欲しいのはそんなことじゃないのに。
本当にしたいのはそんなことではないのに。

対、人のことはどうしても難しくなる。
自分のことはどうとでもできるのに。

今回のスカーフをこの間見せていただきました。
この世のどうにもならない甘いせつなさを閉じ込めたような
涼やかなうつくしいスカーフ。

どうにもならないのなら
その気持ちはスカーフに刺繍を乗せて
首に巻いて次の場所にどんどん向かおう。
自分がいなくなっても
スカーフにはちゃんと伝えていますからね。

という気持ちになりました。

そしてはらださんの在廊時
スカーフコーディネートも楽しみです!

ぜひお出かけくださいね。















 


Posted by calas at 17:53展示