寺門孝之の新しい天使画展「soyogi そよぎ motion of angels」19日より始まります

2016年05月17日



寺門孝之の新しい天使画展
「s o y o g i そよぎ motion of angels」

2016年5月19日(木)〜31日(火)
※水曜日定休
11:00〜20:00(Lo.19:30)
calas(カラス) cafe and needfulthings
神戸市中央区元町通2−7−8 
元町防災ビル2階
tel&fax 078-599-9955
http://calas-kobe.com
twitter @calas15
※カフェでの展示のため、
ワンドリンクオーダーをお願いいたします。

寺門先生の天使を見ていると
寺門先生に会っているような気持ちになる。
はじめて寺門先生にお会いした時
それはとある面接会場で
難しい顔をした選考者の先生方の中に
お一人だけ微笑んでいるような、
「さあ落ち着いてあなたの話を聞かせてください」と
言っているような佇まいで
僕の話しを聞いてくださっていたのを覚えています。
人は穏やかにこちらの話を聞こうと努めてもらえると
落ち着いて言葉を尽くして伝えたいことを話そうとするものだな、と
すぐに興奮したり舞い上がったりして
言いたいことと違うことを言ってしまう僕は
静かに感動したのでした。
それから随分時は経ちましたが
はじめに抱いた印象は全く変わらないままです。
寺門先生を前にすると
「今、この場にきちんと居る」という姿勢に
虚勢や話を盛ったり(←普段その場が面白くなるならすぐする。)しないで
思ったことや起こったことをできるだけ忠実に正直に話そうと思う。
「今は今しかないのだ、大切に時間を使わなければ」というような気持ちになる。
それってめちゃくちゃ神々しいものを
それこそ天使を目の前にした時と
同じなのかもしれない。
寺門先生の天使は
僕のしょうもない盛った話(面白くなるなら今後もする)は聞いてくれないでしょうが
そして興奮して話すような将来の夢とかこうするべきだ!とかいう話とか
文句とか愚痴とかもスルーだろうし、まず何より僕も天使に話さないだろうし(笑)、
でも静かな決意とか、その時こう感じたというような本心の話なら
落ち着いて真摯に選んだ言葉なら
答えはなくともきちんと聞いていてくれる気がする。
返事があるとかないとか関係なく
人はその時その瞬間、ちゃんと目の前にいて
聞いてくれたと感じれたら
もうそれだけでいい気がする。
大丈夫な気がする。
そんなことを思いました。

寺門先生の新しい天使たち、
皆様にも楽しんでいただきたいです。

ぜひお出かけください。









 


Posted by calas at 13:33展示