小越将吾個展「びーんず」4/2(土)よりはじまります。

2016年03月28日

いきなり春めいたり
肌寒くなったりして
心が全然追いつかない季節になりましたね。
寒い冬の最後の追い込みに「もうだめかもしれない」と
ギリギリのところになるのが2月、
いきなりふっくらとした暖かさに包まれたり、
まだまだ寒いと冬を思い知る3月は
どうしようもなく心細い気持ちになります。
春の最初の方は毎年苦手です。
もう緩んでいいのかな?信じていいのかな?
じゃあちょっと失礼して思い切りノビをしちゃいますよ?
ノビー!うへえ!やっぱり寒いじゃないか!
もう何も信じない!バタン(心の閉まる音)!
みたいな感じです。

さて、そんな4月の展示は
それこそ、もう思いきりノビをしていいんだぜと
言ってくれるような気持ちのいい展覧会となりそうです。




小越将吾個展「びーんず」
4月2日(土)〜16日(土)
11:00〜20:00 ※水曜休
calas(カラス) cafe and needfulthings
神戸市中央区元町通2−7−8 
元町防災ビル2階
tel&fax 078-599-9955
http://calas-kobe.com
twitter @calas15

小越くんの絵は
とても小越くんとリンクしていると思う。
そのまんまと言ってもいいぐらいだ。

小越くんはいつも「そこにちゃんといる」という感じがする。
小越くんが目の前にいたらはっきりくっきり「そこにいます」。
存在感バーン!濃いね!というのとは全然違って
いつでも「今」必要なことのためにしなやかにそこにいるし
その場で「今」必要なことをしています。
それはいつ見ても軽やかで動物的です。
そしてそれはとても知的な行為に思えます。

小越くんは完璧人間なんやで!という話ではなく
「そこにいる」人と「そこにいるのにいない」人の話です。
例えば、
先のことをあれやこれや考えて上の空になって
今洗っている茶碗をうっかり割ったりするのが(寒さに憂うここ最近の)僕だとすると
茶碗を洗っている時に
何かそこにあるものにとても夢中になってうっかり割っちゃっうのが小越くんという感じ。
どちらも結果、茶碗は割るんだけど
意味は全然違う。
僕はそこにいなかったし
小越くんは確実にそこにいた。
確かにそこにいて生きていたという感じがする。

そこに小越くんの絵の魅力の秘密があると思う。

今日はしんと冷えていて、自分の嫌なところばかりが見えるなあ。
それはまあ仕方ない、こんな日もあるけれど、
こんな日だからこそ、
身体を使おう、
いつも緩んでいよう、
必要な時に動けるように、
身体が動くほうを信じよう。
と、いう気持ちになる小越くんの絵が見たくなるのです。

4月が得意じゃない人って少なくないと思うから
小越くんの絵、きっといいんじゃないかなと思います。

押し付けてくるでもない、
力強いだけでもない、
でもそこには軽やかで柔軟な作品が並ぶと思います。
それは何かを救ってはくれないけど
何かしら手助けはしてくれると思います。

ぜひお出かけください!








 


Posted by calas at 12:45展示